
5孔 尺八
経年による深みのある竹の艶が美しい、二本の魅力的な尺八をお譲りいただきました。
尺八は中国の唐から雅楽の楽器として奈良時代に日本に伝来しました。一時期は虚無僧が精神修行の法器として用いた「普化宗」の道具として独自の発展を遂げ、現代では邦楽からジャズまで幅広いジャンルで愛されています。
今回のような竹の根元を使用した「根付き」の尺八は、一本の竹からわずかしか採取できない貴重な部位を用いており、その力強い造形美と響きの深さが愛好家の間で高く評価されています。
特に、表面の滑らかな質感や管内の丁寧な漆塗りの仕上げからは、往時の職人が一本の竹に込めた並々ならぬ執念と高度な技術がうかがえます。
古美術永澤では、こうした尺八や歴史ある和楽器の価値を大切に考え、次世代の愛好家へと繋ぐお手伝いをさせていただきます。お手元に眠っている古い楽器や、由来のわからない竹笛などがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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