
ツナカワ式郵便書状計
掌に収まる小ぶりなサイズ感と独特の曲線が目を引く、希少な「ツナカワ式郵便書状計」をお譲りいただきました。
ひょうたんのような愛らしいフォルムの本体には、当時の郵便料金を示す微細な目盛りや、特許番号を示す重厚な文字がびっしりと刻み込まれています。
この郵便書状計は、クリップ部分に封筒を挟み、上部の輪を指に掛けて吊るすことで、その重みに応じて針が料金を指し示す仕組みとなっており、当時の生活に寄り添った機能美を体現しています。
その歴史を紐解くと、郵便制度が急速に普及し、情報のやり取りが活発化した大正から昭和初期の日本の姿が浮かび上がります。まだデジタル秤など存在しなかった時代、家庭や商店の机に忍ばされていたこうした道具は、近代化へ向かう日本の息吹を伝える貴重な歴史的資料でもあります。
古美術永澤では、こうした時代背景を持つ古道具の価値を大切に扱い、確かな目利きを持つ査定士が丁寧に拝見しております。ご自宅に眠っている古い事務用品や、由来の分からない金属工芸品などがございましたら、ぜひ一度、古美術永澤へご相談ください。
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