
能面 小面(こおもて)
日本の伝統芸能である能楽において、愛らしく、奥深い美しさを持つ女面、小面(こおもて)をお譲りいただきました。
小面は「若く瑞々しい女性」を表現した面であり、ふっくらとした美しい頬の肉付きや、額に描かれた気品ある髪筋、そして微かに微笑むような口元が特徴です。
わずかな角度の変化によって喜びや悲しみの表情を生み出すこの面は、当時の職人が培った木彫技術と、繊細な彩色技法が息づいています。
室町時代には名工・氷見をはじめとする面打師によって現在へ続く優美な小面の様式が確立されました。
時の権力者である豊臣秀吉が、所有する小面に「雪・月・花」の銘を与えて愛蔵したという逸話も広く知られています。
古美術永澤では、こうした歴史の重みと芸術性を秘めた能面や神楽面、狂言面などのコレクションの査定・買取を承っております。売却をご検討中のお品物がございましたら、ぜひ古美術永澤の無料査定をご利用ください。
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