
前川泰山 珊瑚彫刻「甦生」
前川泰山(まえかわ たいざん、1937年-)による珊瑚彫刻作品「甦生(こうせい)」をお譲りいただきました。
同氏は、伝統的な技法を継承しながら、自然や精神世界を独自の感性で表現した作品で、高く評価されている珊瑚彫刻家の一人です。
本作は、美しい木目が際立つ銘木を背景に、きめ細かく彫り込まれた白珊瑚の髑髏と、そこから立ち上るように舞う色鮮やかな珊瑚の蝶が配置された、独特の世界観を持つ額装作品です。
高知県における珊瑚彫刻の歴史は江戸時代末期にまで遡り、土佐湾で発見された珊瑚をもとに、彫刻技術が独自の発展を遂げてきました。
明治から昭和、平成にかけてその技術は工芸・芸術の域へと高められ、国内外で美術品として評価を受けるようになります。前川泰山はまさにその時代において、珊瑚という天然素材の中に生命の循環というテーマを表現しました。
古美術永澤では、前川泰山をはじめとする名工の珊瑚彫刻や、伝統的な古美術品を幅広く取り扱っております。売却をご検討の際は、ぜひ古美術永澤までお気軽にご相談ください。
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