
黒柿目 襖引手 12点
「黒柿目 襖引手 12点」をお譲りいただきました。
本品は和室の襖(ふすま)や戸などの建具に取り付ける木製の丸形引手(引き手)です。
柿の木の中でも、幹の内部に黒い濃淡の縞模様や墨流しのような柄が現れた稀少材「黒柿(クロガキ)/縞柿(シマガキ)」が用いられています。
黒柿は樹齢数百年以上の柿の古木の中でごく稀に発生する奇跡的な木材であり、古来より正倉院宝物や茶道具、指物工芸において最高級の銘木として珍重されてきました。
通常は金属製(銅・真鍮・鉄)や陶磁器製が多い襖引手において、黒柿を贅沢に用い丸形に挽き出した本品は、数寄屋建築や格調高い和室空間(指物建具)の細部意匠として特注あるいは高級ラインで制作された工芸品です。
古美術永澤ではこうした黒柿をはじめとする銘木を用いた建具部材や各種美術工芸品を取り扱っております。お住まいの整理や蔵の片付けで譲り受けた指物や古美術品などがございましたら、専門の査定士が丁寧に拝見いたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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