
平山郁夫による「ブルーモスクの夜」です。本作は、トルコ・イスタンブールを象徴するブルーモスク(スルタン・アフメト・モスク)を題材とした作品であり、夜空に輝く月と星の下、幻想的に浮かび上がる建築の姿を描き出しています。
平山郁夫(1930–2009)は、日本画の巨匠として知られ、シルクロードや古代文明をテーマに数多くの作品を残しました。文化財保護活動や平和へのメッセージを込めた制作でも高く評価されており、ユネスコ親善大使としての活動も広く知られています。本作のようにイスラム建築を題材とした作品群は、彼がライフワークとした「東西文化交流史」を視覚的に表現する試みの一環といえるでしょう。
月光に照らされたモスクの荘厳さと、夜空の静かな広がりが調和した作品は、平山郁夫の世界観を表現しています。
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