
山下徹による油彩画「カゴの果実」です。赤いテーブルクロスの上に置かれた果物籠をモチーフとし、白いレースとリボンの装飾が画面に清楚な印象を添えています。葡萄や果物の瑞々しさが、落ち着いた背景との対比によって際立ち、静かな空気を纏った作品となっています。
山下徹(1952年生まれ、大阪出身)は、東京藝術大学油画科を卒業後、大学院を修了し、以降は写実絵画の分野で活躍してきました。果物やガラス器、銀器などを主題とする静物画を得意とし、対象の質感や色彩の奥行きを緻密に描き出す作風で知られています。1997年には外務省に作品が買い上げられるなど、写実画家として高い評価を得てきました。
本作もその代表的なスタイルを体現しており、果実の生命感とレースの柔らかな質感を、丁寧な筆致で描き分けています。見る者に安らぎを与える静かな構成と、鮮やかでありながら落ち着いた色彩感覚は、山下の画業の特色をよく示しています。
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