
アンティーク陶版画
アンティークの陶版画をお譲りいただきました。
鮮やかなピンクのドレスにターコイズブルーの日傘を差した女性と、青いショールを纏った女性の二人が描かれています。傘の骨の多さや形状から、東アジアの紙傘や絹傘のような印象があり、19世紀の西洋で流行した東洋趣味を感じさせる作品です。
陶版画は、陶磁器の板に絵を描き、焼成を繰り返すことで制作されます。画家の筆致を忠実に再現できるほか、経年による色の劣化や褪色が起こりにくい点が特徴で、KPMベルリンなどの名窯でも制作されていました。
陶版画は18世紀頃からヨーロッパで制作されるようになりましたが、焼成技術や顔料などが発達した19世紀後半頃から特に表現力が高まり、流行しました。紙やキャンバスの作品と比較して、経年による劣化現象にも強く、色彩が保たれやすいことから、現在でも西洋骨董の分野で需要があります。
古美術永澤では、このような西洋アンティークや陶版画の査定・買取を幅広く承っております。ご自宅や蔵に眠っている美術品や骨董品がございましたら、専門知識を持った査定士が丁寧に拝見いたします。お手元のお品物の売却をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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