
七宝焼緒締
時代物の七宝焼緒締をお譲りいただきました。
緒締とは、提物(巾着や印籠、煙草入れなど)の紐を締めたり緩めたりするための小さな玉のことで、実用と装飾を兼ね備えた和装小物です。
今回のお品物は、鮮やかな青や緑、赤のガラス質釉薬が丁寧に施されています。金属の素地に細い線を巡らせ、その隙間に色鮮やかな釉薬を焼き付ける有線七宝のような繊細な技法が見て取れます。
中国における七宝の歴史は古く、元代に西アジアから技法が伝わったとされ、特に明代の景泰年間(1450年〜1457年)に宮廷工房で優れた名品が数多く作られました。
当初は宮廷の儀礼用器や、宮殿を飾る高級な置物・仏具などが中心でしたが、清代に入るとその精緻な技法はさらに発展し、実用的な器物や文房具、さらには小ぶりな装飾品に至るまで幅広い意匠が凝らされるようになりました。
古美術永澤では、こうした歴史的価値のある和装小物や古美術品を幅広くお取り扱いしております。ご自宅の整理やコレクションの売却をご検討の際は、ぜひお気軽に古美術永澤の無料査定をご利用ください。
関連買取実績
-
2026.07.22
-
2026.07.22
-
2026.07.08
-
2026.06.25








