
飯塚小玕斎(いいづか しょうかんさい)による籠花入
現代竹工芸の巨匠として名高い人間国宝、飯塚小玕斎(いいづか しょうかんさい、1919-2004年)による籠花入をお譲りいただきました。
小玕斎は、名門・飯塚家の伝統を継承しながらも、竹という素材の可能性を追求し、それまでの工芸の枠を超えた芸術性を確立した作家です。本作においても、細部まで計算し尽くされた緻密な編み目と、竹本来のしなやかさを生かした優美なフォルムが調和しており、作家の妥協なき精神が凝縮されています。
竹工芸は、平安時代から生活道具や茶道具として重用されてきましたが、大正から昭和にかけて、作家の個性が光る「芸術品」へと昇華されました。その中心人物であった小玕斎の作品は、伝統的な「和」の美意識を基底に置きつつ、現代的な造形美を取り入れている点が最大の特徴です。
古美術永澤では、こうした歴史的価値の高い茶道具や作家物のお品物を大切に次代へと受け継ぐお手伝いをしております。コレクションの整理や、譲り受けたお品物の今後についてお悩みの際は、ぜひお気軽に、私どもの無料査定をご利用ください。
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