
三代 井上良斎 香炉
明治から昭和にかけて横浜の地で独自の美を追求した名工、三代 井上良斎(いのうえ りょうさい、1888-1971年)による香炉をお譲りいただきました。
同氏は、江戸の伝統を汲む陶磁器製造の家系に生まれながら、横浜へ移住した後は「神奈川焼」を開窯してその名を轟かせた作家です。
本作は、深い色調の釉薬の上に、緻密な金彩が施された優美な逸品です。鳥や唐草、蓮華を思わせる文様が器面全体を躍動感たっぷりに描かれており、繊細かつ大胆な装飾技法が発揮されています。
当時の神奈川焼は輸出陶磁器として海外で絶大な人気を博していました。三代良斎の作品は、その高度な芸術性から帝展や日本芸術院での受賞など、高く評価されてきました。
古美術永澤では、こうした井上良斎の作品をはじめ、歴史ある香道具や茶道具の魅力を次世代へ繋ぐお手伝いをしております。大切にされてきたお品物の整理をお考えでしたら、古美術永澤へお気軽にご相談ください。
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