
銅製香炉
歴史を感じさせる佇まいの銅製香炉をお譲りいただきました。
本品は、中国の古典的な意匠を反映した三つ足の鼎型で、獣足を模した脚部が特徴です。
胴部には緻密な波状の文様が施されており、経年変化による古色が銅の質感を際立たせています。蓋部分には、中国で人間の理想的な道徳心や人格に例えられる「竹」モチーフが彫られています。
こうした三つ足の銅製香炉は、仏具としての用途にとどまらず、日本の茶道文化や文人趣味において床の間を飾る道具として用いられてきました。中国から渡来した唐物や、それを手本に国内で制作された香炉は、香を焚く実用的な道具としてだけでなく、調度品や観賞用の美術品として愛好家や数寄者の間で受け継がれてきました。
古美術永澤では、こうした香炉や茶道具をはじめとする古美術品を数多く取り扱っております。お手元に整理や売却をご検討されている金工品や古美術品がございましたら、ぜひお気軽に古美術永澤までご相談ください。
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