
飯塚小玕斎(いいづか しょうかんさい)煤竹(すすたけ)花籃
人間国宝、飯塚小玕斎(いいづか しょうかんさい、1919 -2004年)の手による「煤竹(すすたけ)花籃」をお譲りいただきました。
本作は、古民家の屋根裏などで長年煙に晒されることで、独特の深みと艶を纏った希少な煤竹を贅沢に使用しており、緻密な計算と大胆な造形美が融合した逸品です。
飯塚小玕斎は、名門・飯塚家の後継者として伝統的な技術を継承しながらも、竹という素材の可能性を現代的な視点で再構築し、その端正で品格溢れる作風は茶人や愛好家から絶大な支持を得てきました。
竹工芸の歴史において、飯塚家は代々卓越した技巧を誇る名門であり、とりわけ小玕斎は父・琅玕斎から受け継いだ厳格な基礎の上に、独自のモダンな美意識を確立しました。
戦後の竹工芸界を牽引し、1982年には重要無形文化財「竹工芸」の保持者(人間国宝)に認定されるなど、その功績は美術史においても極めて重要な位置を占めています。
古美術永澤では、こうした作家の歩んできた歴史や作品に込められた情熱を大切に受け止め、熟練の査定士がお品物に丁寧に向き合っております。お手持ちの竹工芸品や茶道具の整理をご検討の際は、ぜひ古美術永澤へご相談ください。
関連買取実績
-
2026.02.20
-
2026.02.20
-
時を経てもなお高貴な輝きを放つ「梨地蒔絵たき殻入・重香合」をお譲りいただきました。 本作は、金粉を贅沢に撒いた梨地(なしじ)の地肌に、精緻な蒔絵が施された漆芸の逸品です。 向かって左の丸み...
2026.02.20
-
2026.02.16








