
清末民初の巨匠、呉昌碩による掛軸をお譲りいただきました。
呉昌碩(ごしょうせき 1844-1927年)は書・画・印・篆を兼ね備えた「四絶」の芸術家として広く知られ、中国近代でもっとも優れた芸術家と称賛される存在です。その人気は今なお高く、国内外の市場で評価されています。
署名・落款の「呉俊卿(ごしゅんけい)」は呉昌碩の元の名です。昌碩と改めたのは、69歳の頃。別字の「倉碩」の落款も見受けられます。今回お譲りいただいた作品に描かれている蓮は、呉昌碩の作品にたびたび登場するモチーフです。まず目を奪われるおおらかな葉、そしてその奥に清廉な花が一輪、光を集めるようにして咲いています。大胆でありながら、濃淡や滲みを駆使した筆致で質感の差を巧みに描き分け、しかしあくまでものびやかな印象を残します。
私ども古美術永澤では、美術作品の持つ価値を適正に評価し、次世代へと繋いでいくことを使命としております。
ご自宅に眠る古美術品や掛け軸の価値が気になっておられましたら、どうぞお気軽にご相談ください。専門知識と経験豊富な査定士が、お客様の大切なコレクションを丁寧に拝見いたします。
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