
八木岡春山(やぎおか しゅんざん)による掛け軸 双幅対
今回は、明治から昭和時代にかけて活躍した日本画家、八木岡春山(やぎおか しゅんざん、1879-1941年)による貴重な掛け軸、双幅対をお譲りいただきました。八木岡春山は東京・深川に生まれ、下条桂谷に師事し狩野派を学び、情緒あふれる山水画や花鳥画を得意としました。
春山は、大正元年(1912年)の文展に初入選を果たし、その後も同展で活躍。昭和14年(1939年)にはニューヨーク万国博覧会で「暮靄」が優賞を獲得するなど、国内外で高く評価されています
日本美術協会の理事や審査長といった要職も務めました。伝統的な狩野派の技法を学びつつ、独自の風格ある画風を確立した春山の作品は、現代においてもその静謐で格調高い美しさで愛されています。
この双幅対の掛け軸は、右幅には雄大な岩山と老松、左幅には雪に覆われた静かな山里の風景が描かれており、対となることで季節や時間の流れを感じさせる趣深い作品です。細部にわたる筆致と、墨の濃淡による表現が見事です。
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