
歌川国貞(三代 歌川豊国)と二代 歌川広重による浮世絵「江戸自慢三十六興 増上寺 大鐘(ぞうじょうじ おおがね)」です。
「江戸自慢三十六興(えどじまんさんじゅうろっきょう)」は、元治元年(1864年)頃に刊行された連作で、三代 歌川豊国(人物)と二代 歌川広重(風景)が合作し、四季折々の江戸の風情や風俗、な名所や年中行事、名物を鮮やかに描いた全36図のシリーズです。
江戸時代の川柳に「今鳴るは芝か上野か浅草か」と謳われた増上寺、寛永寺、浅草寺の鐘。なかでも増上寺の大梵鐘は、4代将軍・徳川家綱の命で鋳造され、高さ3m、重さは15tというあまりの大きさに家綱の奥方の「かんざし」まで使用され7回の鋳造を経て完成した東日本で最大級の鐘で、江戸三大名鐘に数えられています。増上寺の鐘の音は 江戸の町中に響きわたり、東京湾を挟んで 35km ほど離れた漁村・木更津でも聞こえたと言われています。
江戸の人々は、江戸の9カ所の鐘をリレーして広い江戸の街中に時刻を知らせる『時の鐘』という仕組みで時刻を把握していました。現在でも増上寺の鐘は『明け六つ』と『暮れ六つ』の時を知らせてくれます。
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