
歌川国貞(三代 歌川豊国)と二代 歌川広重による浮世絵「江戸自慢三十六興 佃沖名産志らうを(つくだおきめいさん しらうお)」です。
「江戸自慢三十六興(えどじまんさんじゅうろっきょう)」は、元治元年(1864年)頃に刊行された連作で、三代 歌川豊国(人物)と二代 歌川広重(風景)が合作し、四季折々の江戸の風情や風俗、な名所や年中行事、名物を鮮やかに描いた全36図のシリーズです。
本図は佃沖(現在の東京都中央区佃付近)の風景が描かれており、名産の「白魚(しらうを)」にちなんだ主題を描いています。
11月から春まで,夜間に篝火(かがりび)を焚いて行われる佃島漁師の白魚漁は、早春の江戸の風物詩の一つでした。本図奥、左側にも小舟から四つ手網(よつであみ)で漁を行っている様子が描かれています。また、篝火を焚く理由は、暗いからではなく、明るいものに引き寄せられる白魚の習性を利用しているからです。白魚漁が許可されていたのは佃島の漁師と白魚役の一部の人だけでした。
獲れた白魚は京橋川の白魚橋の近くの白魚屋敷に集められ幕府に献上されました。
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