
初代 歌川広重による浮世絵「東海道五拾三次之内 池鯉鮒 首夏馬市(ちりゅう しゅかうまいち)」です。
東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)は、江戸時代に徳川家康が整備した江戸・日本橋と京都・三条大橋を結く幹線道路(東海道)に設けられた53の宿場のことです。
古来、道中には風光明媚な場所や有名な名所旧跡が多く、浮世絵や和歌・俳句の題材にもしばしば取り上げられています。
四日市宿は39番目の宿場で、現在の愛知県知立市にあたります。
現在は「知立」と書きますが、知立神社の池には明神の使いの鯉と鮒が多く住んでいるところから「池鯉鮒」となったと言われています。
首夏(陰暦四月)、陰暦4月25日〜5月5日頃の初夏に開催されていた大規模な馬の取引の様子が描かれています。400~500頭もの馬が集まり、画面中央にある「談合松」と呼ばれ大きな松は馬喰(仲買人)たちが価格交渉をする場でした。
青々と生えわたる夏草から初夏のさわやかな空気を感じる1枚です。
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