
月岡芳年(1839-92)による浮世絵「月百姿 左側: 赤壁月(せきへきのつき)/右側: 霜満軍営秋気清 数行過雁月三更 上杉謙信」です。
「月百姿(つきのひゃくし)」は月をテーマとした全100点揃の大判錦絵で、のべ8年を掛けて完結し、月岡芳年(つきおかよしとし)の最後の大作・代表作の一つと評価されています。
「赤壁月」は、宋代(1037~1101年)の詩人であり将軍でもあった蘇軾(そしょく)(蘇東坡(そとうば))が、秋の満月の下で人生のはかなさを思索する姿を描いています。蘇軾の有名な詩文「赤壁賦(前赤壁賦)」に由来し、歴史的英雄たちが覇を競った地を作ったことで有名になった場所を描くもので、その地は文赤壁と呼ばれます。
天正5年(1577)9月上杉謙信は七尾城の遊佐弾正を攻め落とし能登を手に入れた。場面は落城した後の9月13日宴を開いた謙信がタイトルの漢詩「霜満軍営秋気清 数行過雁月三更(→霜は軍営に満ちて、秋気が清清しい雁がいくつかの列を成して飛んでいき、月は真夜中の空に冴えわたる。)」を考え付いた場面です。
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