嵯峨棗(さがなつめ)を買取いたします
嵯峨棗は京都嵯峨地方で作られたのが始まりと言われる棗です。内外ともに黒漆塗りで、枝垂れ桜・藤・市松などの文様を金平蒔絵で描くのが特長です。
室町時代末期から江戸時代初期にかけて、土産物として作られたと伝えられています。嵯峨棗は、高級な注文品ではなく大量生産品であったため、蒔絵としては簡単なものですが、そこに雅趣が見出され現在でも人気があります。
嵯峨棗が好まれる理由
嵯峨棗は当時の蒔絵の技法を今に伝える貴重な工芸品です。
室町時代末期から江戸時代初期にかけて、京都の無名の工人たちによって量産されたものではありましたが、その素朴な美しさが茶人たちから愛されました。
描かれた文様は桜や藤などが多く、細部にこだわらずおおらかに描かれています。金粉銀粉を使った豪華な彩色が特長です。
蒔絵の棗がお手元にございませんか
蒔絵の目利きは古美術永澤
古美術永澤には、嵯峨棗を始めとした蒔絵の目利きが在籍しています。
嵯峨棗は、現在でもコレクターの間で一定の人気があります。状態や文様の出来栄えなどによって査定額は変化いたしますので、もしお手元に嵯峨棗ではないか?というお品物をお持ちでしたらぜひ一度お問い合わせください。
その他にも価値のわからないお茶道具のご処分をお考えでしたら、LINEやメールでも無料査定も承っております。お気軽にお問い合わせください。