水彩画
豊富な取扱実績と専門知識で価値を見極めます

古美術永澤では、水彩画の買取に力を入れています。
長年数多くの作品を取り扱ってきた豊富な実績と経験で、人物画、風景画、静物画など、時代や作家を問わず、さまざまな種類の水彩画を高価買取いたします。
近代有名作家はもちろん古い時代の水彩画も、ぜひ古美術永澤にお任せください。
水彩画とは
水彩画とは

水彩画(すいさいが)とは、水で溶いた絵の具を使って描く絵画のことです。
最大の特徴は、紙の白さを透かすような透明感と、やさしい発色です。
絵の具を重ねることで深みを出したり、水を多く含ませてにじみを生かしたりと、
「水」そのものが表現の一部になるのが魅力です。
※当サイトでは、「水彩画」は主に透明水彩画を指して掲載しています。
不透明水彩(グワッシュ)は別カテゴリにて紹介しています。
水彩画の歴史
【1】古代~中世~ルネサンス以降

水彩の起源は古く、古代エジプトの壁画や中世ヨーロッパの写本装飾にまでさかのぼります。当時は、鉱石や植物から作られた顔料を水で溶かし、羊皮紙などに描いていました。
16世紀には、ドイツの画家アルブレヒト・デューラー(Albrecht Dürer)が風景や植物を水彩で細密に描き、「水彩画」という独立した技法の礎を築きます。
【2】18~19世紀

イギリスでは、ターナー(J.M.W. Turner)やコンスタブルが登場し、光と空気を表現する芸術として水彩が一気に発展しました。透明感のある風景描写は「イギリス水彩画派」と呼ばれ、後の印象派にも大きな影響を与えます。
【3】日本への伝来

日本では明治時代に西洋画が広まり、水彩画も学校教育を通じて普及しました。明治期の洋画家黒田清輝や中村不折らが西洋の技法を紹介し、大正・昭和には竹久夢二や小杉放庵、和田英作などが独自の水彩表現を確立しました。
水彩画の保管方法
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蛍光灯・日光を避ける
水彩画は非常に退色しやすくデリケートなので、蛍光灯の光や日光は極力避けて下さい。飾る時はUVカットアクリル板を使いましょう。
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湿気を避ける
湿気は作品にシワが寄ってしまったり、カビが生える原因となります。湿度は50%前後をキープし、押し入れ・地下・浴室近くなど湿気がこもる場所は避けましょう。
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直接触れない
手の油分はシミや変色の原因になるため、触れる場合は手袋を使用しましょう。特に未額装作品は、紙の端を持つようにして下さい。
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温度を一定に保つ
急激な温度変化(エアコン風など)は紙の伸縮を引き起こすのでご注意ください。理想は18〜22℃前後の安定した室温です。
水彩画 買取実績
お買取りさせていただきました水彩画の一例です。








