作品の査定・評価について
小林英夫の作品を高く評価しております。
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小林英夫(こばやし ひでお/1923年-2011年)は、昭和から平成期にかけて活躍した江戸切子のガラス工芸作家です。東京都墨田区に生まれ、法政大学を卒業後、1947年から父である初代・小林菊一郎に師事して江戸切子の技術を学びました。小林家の切子技術は、明治期に西洋式のカット技法を学んだ大橋徳松から菊一郎へと伝えられたもので、英夫はその伝統を受け継ぎながら、緻密で深いカットを特徴とする独自の作品を制作しました。
1972年には日本工芸会正会員、日本ガラス工芸協会正会員となり、伝統工芸展を中心に活躍。1980年には第27回日本伝統工芸展で日本工芸会奨励賞を受賞し、翌1981年には作品が宮内庁買上げとなりました。また、伝統工芸展の審査やガラス工芸の講師を務めるなど、後進の育成にも尽力しています。
代表的な作品には《被硝子角溝切子皿》《角出台付花瓶》などがあり、北海道立近代美術館にも作品が収蔵されています。江戸切子の伝統的な技術を継承するとともに、その表現を発展させ、次世代へと伝えたガラス工芸作家です。






