作品の査定・評価について
川瀬竹春の作品を高く評価しております。
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川瀬竹春(かわせ ちくしゅん)は、中国古陶磁の研究を礎に、染付や赤絵などで高い評価を得た陶芸家で、その技と精神は子や孫へと受け継がれました。初代川瀬竹春(1894~1983)は本名を五作といい、岐阜県に生まれました。瀬戸で陶芸を学んだのち京都へ移り、初代三浦竹泉らに学び、中国陶磁の祥瑞、染付、赤絵などを研究します。とりわけ精緻な染付や華やかな赤絵、金襴手を得意とし、中国陶磁の伝統を踏まえながら日本的な気品を備えた作風を確立しました。1930年には国の無形文化財に認定され、紫綬褒章や勲四等瑞宝章も受章しています。
その長男・川瀬順一(1923~2007)は父のもとで研鑽を積み、1979年に二代川瀬竹春を襲名しました。初代が得意とした祥瑞染付や赤絵を継承しながら、金襴手、豆彩、釉裏紅、青白磁、瑠璃金彩など幅広い技法を用い、独自の陶芸世界を築きました。
さらに二代竹春の長男として生まれた川瀬忍(1950~)も、祖父と父のもとで作陶を学びました。竹春の名は襲名せず、自身の名で活動し、特に青磁を中心とした現代的で洗練された造形を追究し、1981年に日本陶磁協会賞、2014年には同賞金賞を受賞しています。





