作品の査定・評価について
佐藤誠孝の作品を高く評価しております。
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佐藤誠孝(さとう せいこう/1947年~)は、福島県いわき市出身の伝統こけし工人です。弥治郎系の流れをくみ、こけし工人・佐藤誠(さとうまこと)を父に持ちます。若い頃は外国航路の貨物船で船員として勤務していましたが、父の死をきっかけに家業を継ぐことを決意しました。1972年から父の弟子であった高橋精志(たかはしせいし)に師事して木地挽きを学び、1974年よりこけし制作を開始。翌年にはいわき市に「木地処さとう」を開設しました。
佐藤誠孝の制作で特徴的なのが、弥治郎系の伝統を受け継ぐとともに、先人が残したこけしの研究と復元に力を注いでいることです。父・佐藤誠をはじめ、小倉嘉三郎(おぐらかさぶろう)や大野栄治(おおのえいじ)など歴代工人の作品を研究し、さまざまな型の復元に取り組んできました。伝統的な意匠を踏まえた端正な木地と、繊細で丁寧な描彩、細やかな描線で描かれたニッコリとした笑顔、開いた目、おちょぼ口などに持ち味があります。
2003年には「みちのくこけしまつり」で内閣総理大臣賞を受賞し、当時の小泉純一郎内閣総理大臣に表彰されるなど高い評価を受けています。佐藤誠孝のこけしには、制作年代や型、寸法などによってさまざまな作品があり、弥治郎系こけしを収集する愛好家にも知られる工人です。





