
宋紫石 古今画藪 宋紫石画譜 (明和八年/1771年)
明和8年(1771年)に刊行された宋紫石による木版画譜『古今画藪 宋紫石画譜』をお譲りいただきました。
本作を手掛けた宋紫石(そう しせき、1715-1786年)は、江戸時代中期の南蘋派(なんぴんは)を代表する画家の一人です。
長崎に来日した清朝の絵師・沈南蘋の画法を修め、緻密な花鳥画や写実的な山水画を数多く残しました。その写実的な表現スタイルは当時の画壇に広まり、司馬江漢や平賀源内をはじめとする多くの文化人に影響を与えたとされています。
本画譜は多色摺りの木版技術を用いて制作されており、鳥や草木、山水風景など、宋紫石の描写や当時の摺り技術を確認することができます。
当時最新であった中国の写生的な画法を日本全国の絵師や知識人に広く普及させるため、こうした画譜は当時の画家たちが技法を学ぶ手本や模本として利用されました。
古美術永澤では、江戸時代の木版画譜や浮世絵、古書籍をはじめとする古美術品全般の買取を承っております。ご自宅や蔵の整理などで古い絵本や美術品の売却をご検討の際は、ぜひ古美術永澤―お問い合わせください。
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