
渓斎英泉 花名所 東百景 杉田之梅林遠景 錦絵
江戸時代後期の絵師、渓斎英泉(けいさい えいせん)による錦絵「花名所 東百景 杉田之梅林遠景」をお譲りいただきました。
渓斎英泉は、葛飾北斎や歌川広重と同時代に活躍し、独自の美人画で知られる浮世絵師です。本作は、江戸近郊の花の名所と女性を組み合わせて描いたシリーズの一作にあたります。
画面中央には防寒用の頭巾を被り、緑と藍の着物を身にまとった女性が描かれています。背景には、梅の名所として知られた杉田(現在の横浜市磯子区周辺)の風景と海が描かれています。
文政から天保期にかけての江戸において、浮世絵は人々の関心事や行楽の地を伝える役割を果たしていました。当時の装いや名所の様子を伝える本作は、江戸の文化や風俗を知るうえで興味深い資料といえます。
古美術永澤では、このような錦絵や浮世絵を専門の査定士が丁寧に拝見しております。ご自宅にあるお品物の売却の際は、お気軽に古美術永澤までお問い合わせください。
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