
エミール・ガレの「ナスタチウム文 小花瓶」をお譲りいただきました。
やわらかな黄緑色を基調としたガラスに、ナスタチウム(金蓮花)の花や葉が大きく表現された小ぶりな花瓶です。淡いピンクを帯びた地色と黄緑色の装飾が重なり、光の当たり方によって植物の輪郭が浮かび上がる、ガレらしい自然美を感じさせる作品です。
ナスタチウムは、エミール・ガレが作品へ多く取り入れた植物モチーフのひとつです。ポーラ美術館にも1889~1900年制作の「ナスタチウム文花器」が収蔵されており、エッチングやグラヴュールによって花が表現されています。
ガレの花器は、大型で華やかな作品だけでなく、このような小さな器体に植物の意匠を凝縮した作品にも独特の魅力があります。査定ではサイズだけで判断するのではなく、制作年代や技法、モチーフ、色彩、サイン、保存状態などを総合的に確認させていただきます。
古美術永澤では、エミール・ガレの花瓶・花器・ランプ・器などを査定しております。小さな作品や箱のないお品、制作年代など詳細が分からないガレ作品についても、どうぞお気軽にご相談ください。
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