
密教法具「五鈷杵」
時代を感じさせる貴重な密教法具、「五鈷杵」をお譲りいただきました。
五鈷杵とは、チベット仏教や日本仏教の真言宗・天台宗・禅宗などの密教系の宗派で用いられる代表的な法具、金剛杵の一種です。
金剛杵はインドの武器を原形として仏教に取り入れられたもので、邪気を払い煩悩を打ち砕くと言われております。
五鈷杵の他にも独鈷杵・三鈷杵・七鈷杵・九鈷杵・羯磨など様々な種類の金剛杵がございます。
その中でも五鈷杵は、把(つか)と呼ばれる持ち手の左右に5本に分かれた鈷(先の尖った爪)を持つ形状から、五股杵とも表記されます。
この度お譲りいただきました五鈷杵もこのような特徴を持っており、把部中央(鬼目部)はふっくらと丸みを帯び、その両側には鎬(しのぎ)を有する蓮弁文の装飾がなされております。
把の両端の中央からはまっすぐと中鈷が伸び、その周りに4本の中鈷がやや内側へ湾曲する形で配されていて、その爪には3ヵ所の突起が施されております。
経年による味わい深い色合いと、直線と曲線が調和した左右対称の美しい形状がが、実用仏具としての枠を越えて美術工芸品としての価値も高めています。
古美術永澤ではこのような密教法具をはじめとする仏具・仏画などの査定を承っております。買取のご相談などございましたらぜひ一度ご連絡ください。
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