
北魏金銅仏坐像
北魏時代の金銅仏坐像をお譲りいただきました。北魏は鮮卑族の拓跋氏によって建国され、雲崗石窟や龍門石窟に代表されるように、仏教が国家の保護を受けて劇的な発展を遂げた時代です。
造形の特徴としては、北魏仏特有のアーモンド形の目、古拙の微笑を湛えた端正な面持ちや、左右対称の衣文(いもん)の表現が挙げられます。台座は当時の典型的な様式である四脚の形式となっており、長い年月を経てなお、ブロンズの肌にうっすらと残る鍍金の輝きが、かつての荘厳さを今に伝えています。
中国古美術、とりわけ六朝から唐代にかけての金銅仏は、世界的な需要の高まりにより、市場でも注目を集め続けている分野です。
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