
地蔵菩薩立像
古色漂う「地蔵菩薩立像」をお譲りいただきました。
この地蔵菩薩は、剃髪した僧侶の姿に身を包み、左手にはあらゆる願いを叶えるといわれる宝珠を、右手には衆生の恐れを取り除く施無畏印を結んでいます。
像容は穏やかで慈悲に満ちた表情を湛えており、すらりとした直立の姿勢が、常に人々の傍らに寄り添う地蔵信仰の優しさを象徴しているかのようです。経年による表面の摩耗や古びた質感は、長い歳月を経て人々の祈りを受け止めてきた証です。
日本における地蔵菩薩は、平安時代以降、浄土信仰の高まりとともに、地獄の苦しみから人々を救い出す「代受苦」の仏として深く根付いてきました。子どもの守護本尊として、あるいは安産や延命を願う対象として、地域の路傍から寺院の奥深くまで広く祀られてきた歴史があります。
古美術永澤では、こうした時代を超えて受け継がれてきた仏教美術の価値を大切にしております。お住まいやコレクションの整理などで、お手元にある仏像の今後についてお悩みの方は、ぜひ一度お問い合わせください。
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