
棟方志功 襖絵
棟方志功の襖絵作品をお譲りいただきました。
日本を代表する版画家として知られる棟方志功は、力強い線と独自の精神性を兼ね備えた表現で、国内外から高い評価を受けている作家です。
棟方志功といえば木版画のイメージが強いものの、その創作活動は非常に幅広く、肉筆画や書、襖絵などの大画面作品にも積極的に取り組んでいました。本作のような襖絵は、彼の大胆な筆致と即興的な表現がより直接的に現れる分野であり、版画とはまた異なる魅力を持っています。
画面には華やかな孔雀が描かれており、躍動感のある線と、にじみを活かした色彩が印象的です。棟方作品に共通する、生命力に満ちた造形感覚がよく表れており、装飾性と芸術性が高いレベルで融合しています。襖という建具に描かれることで、空間そのものを作品化する意識も感じられます。
今回のお品は経年によるシミや紙の変色が見られましたが、棟方志功らしい筆致や構成がしっかりと確認できる点を評価し、作品性を重視した査定をさせていただきました。襖絵は保存環境による影響を受けやすいものの、そのスケール感や存在感は他の作品にはない魅力があります。
また、棟方志功作品は現在も安定した人気があり、特に肉筆作品や大型作品はコレクターからの需要も高い分野です。弊社ではこうした大きい作品も適正な査定・評価をさせていただいております。襖絵の売却をお考えの際は、是非古美術永澤にご相談下さいませ。
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