
十四代 辻常陸による牡丹図飾皿
お客様よりお譲りいただいたのは、十四代 辻常陸(じゅうよんだい つじ ひたち、1909-2007年)の牡丹図の飾皿です。
ふっくらとした牡丹の色絵を中心に、周囲を蝶が舞うように描いた可憐で上品な絵柄で、辻常陸ならではの高い技術と高い美意識が感じられます。
繊細な筆致と藍色の濃淡の美しさが印象的で、その仕上がりの精巧さに感嘆させられます。また、飾皿の形や釉薬のかかり方にも丁寧さが見られ、使う人の手に馴染み愛着の持てる美しさです。
辻常陸は、江戸時代から続く有田焼の歴史ある窯元で、代々伝統の技法を受け継ぎながら独自の作風を確立してきました。その作品は、国内外の愛好家から高く評価されています。
ご自宅に眠る辻常陸や有田焼の飾皿、骨董品は、専門の査定士による評価で、適正な価格を見極めることが可能です。古美術永澤では、経験豊富な査定士が一点一点丁寧に査定し、お客様の大切なコレクションを正しく評価いたします。査定や買取のご相談は、お気軽にお問い合わせください。
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