
薩摩焼 鶴首花瓶 虫尽くし
「薩摩焼 虫尽くし鶴首花瓶」をお譲りいただきました。
本作は、白薩摩特有の柔らかな乳白色の貫入を背景に、今にも羽音が聞こえてきそうなほど写実的に描かれた昆虫たちが特徴的です。
蝉や蟷螂(カマキリ)、蝶といった多種多様な虫たちが、バランスよく配置され、どの面から眺めても目を楽しませてくれます。
薩摩焼は江戸時代、薩摩藩(現在の鹿児島県)によって独自の発展を遂げました。特に幕末から明治時代にかけて、万国博覧会への出品を機に「SATSUMA」の名で世界を席巻したその歴史があります。
鶴首花瓶の下部にも見られる金襴手や、日本の陶磁器において動植物を緻密に描写した描画は、当時の西洋の人々を虜にしました。本作のように自然の生命力を小さな器の中に封じ込める感性は、まさに日本が誇る「超絶技巧」の真髄と言えます。
古美術永澤では、こうした歴史的価値の高い薩摩焼や、蒐集家の方々が大切にされてきた骨董品の数々を丁寧に査定しております。貴重なコレクションの整理や、代々受け継がれてきたお品物の価値を知りたいといったご相談は、ぜひ私どもにお任せください。
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