
永楽善五郎 仁清写(にんせいうつし)茶碗
千家十職の一角を担う土風炉・焼物師、永楽善五郎による「仁清写(にんせいうつし)茶碗」をお譲りいただきました。
永楽家は室町時代から続く名門であり、とりわけ幕末期の十一代保全が、紀州徳川家より「河濱支流」の金印と共に「永楽」の銀印を拝領したことで永楽家の名声を確立しました。
本作は、江戸時代初期に京焼の礎を築いた野々村仁清の華麗な作風を見事に再現した逸品です。仁清写の特徴である優美な色絵と、洗練された造形美が調和しており、永楽家が継承してきた高い技術力と京焼の伝統的な美意識が凝縮されています。
永楽善五郎の歴史は、茶の湯の発展と共に歩んできたといっても過言ではありません。千利休以来の伝統を守る茶家のために茶道具を制作する「千家十職」として、代々の善五郎は独自の感性を磨きつつ、古典の名品の写しにおいても高い完成度を追求してきました。
特に仁清写しは、京焼らしい華やかさと侘びの精神が同居する難しい表現を求められますが、本作はその高いハードルを軽やかに超える品格を漂わせています。
古美術永澤では、永楽善五郎をはじめとする千家十職の作品を大切に取り扱っております。お品物の整理をご検討の際は、ぜひ信頼と実績の古美術永澤へお気軽にご相談ください。
関連買取実績
-
2026.04.14
-
2026.04.10
-
2026.04.10
-
2026.04.09








