
古伊万里 地図皿
江戸時代後期に制作されたと見られる「古伊万里 地図皿」をお譲りいただきました。
この作品は、当時の地図への関心が反映された、古伊万里のなかでも目を引く趣向の一皿です。
簡略化された日本地図は型押しによりぽっこりと盛り上がっており、そこに国名が描かれています。そして周りの海は、子孫繁栄などを意味する吉祥紋とされる蛸唐草で埋め尽くされています。
歴史的背景に目を向けると、この地図皿が流行した江戸後期は、寺子屋の普及や伊勢参りなどの流行によって大衆文化に勢いがあったことから、日本人が自国の形を正しく認識し始めた時代でもありました。それまでの空想的な表現から、より具体的で正確な「地図」への関心が高まったことが、こうした磁器のデザインにも色濃く反映されています。
古美術永澤では、こうした江戸時代の息吹を今に伝える古伊万里の優品を幅広く取り扱っております。長年大切にされてきたコレクションや、ご実家の蔵から見つかった時代家具・骨董品がございましたら、ぜひ一度古美術永澤にご相談ください。
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