
田村耕一 椿図 陶板
人間国宝である田村耕一(たむら こういち、1918-1987年)による「椿図陶板」をお譲りいただきました。
同氏の作品の代名詞とも言えるのが「鉄絵」の技法です。鉄分を含む顔料を用いて、勢いのある筆致で草花を描くそのスタイルは、素朴ながらも力強い生命力に溢れています。
今回の陶板にも、それが遺憾なく発揮されています。大胆に配置された椿の図案は、余白を活かした絶妙な構成で描かれ、落ち着いた色調の中にも凛とした美しさが漂っています。
田村耕一の作風は、師である富本憲吉から学んだ「模様から模様を作らず」という写生の精神が根底にあります。自然を深く観察し、自らの感性で再構築されたデザインは、独自のモダンな感覚を併せ持っていました。その功績が認められ、1986年には重要無形文化財「鉄絵」の保持者に認定されています。
古美術永澤では、こうした人間国宝の作品はもちろん、現代作家から古美術品まで幅広く対応しております。ご自宅やコレクションの整理をお考えの際は、ぜひ当店の無料査定をご活用ください。
関連買取実績
-
2026.05.18
-
2026.05.18
-
2026.05.18
-
2026.05.15








