
伊東陶山 山口華楊 絵付 皿 あざみ
京都の伝統的な作陶を現代に繋いだ、三代 伊東陶山(いとう とうざん、1900-1970年)による平皿に、静謐な花鳥画で親しまれる日本画家、山口華楊(やまぐち かよう、1899-1984年)が繊細な筆致で絵付を施した、希少な共作をお譲りいただきました。
伊東陶山家は明治期に帝室技芸員を務めた初代から続く家系であり、三代陶山はその確かな技術を継承し、京焼らしい上品で端正な美を追求した作家です。
一方、絵付を担った山口華楊は、写実を通じた独自の情趣溢れる表現で知られ、戦後の日本画界において重要な足跡を残しました。
本作に描かれたあざみは、華楊らしい柔らかな色彩と繊細な観察眼が光る意匠で、陶山が焼き上げた滑らかな素地の質感を巧みに引き立てています。植物の生命力を静かに湛えたその佇まいからは、当時の京都の芸術家たちがジャンルを越えた交流があった、当時の京都らしい文化背景がうかがえます。
古美術永澤では、作家の歩みや作品に込められた価値を重んじ、日々誠実な査定に努めております。価値の判断が難しいお品物や、長年仕舞われていたコレクションの整理をご検討の際は、ぜひ古美術永澤にお声がけください。
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