
李朝 飴釉面取壺
李朝の「飴釉面取壺」をお譲りいただきました。
李朝の陶磁器といえば気品ある白磁や温かみのある粉引が広く知られていますが、本作のような飴釉の作品もまた、熱心な愛好家を持つジャンルです。
器の表面を削ぎ落として多面体に仕上げる「面取」の技法が施されており、力強くもどこか素朴な造形美が目を引きます。深みのある飴色の釉薬は、光の当たり方によって琥珀色のような艶やかな表情を見せ、職人の手仕事による「用の美」を体現した味わい深い一品です。
こうした飴釉の器は、実用品や民芸品として作られました。華美な装飾を排し、素材そのものの質感や大らかな美しさを尊ぶ李朝の精神文化が、本品にも色濃く反映されています。
古美術永澤では、こうした李朝の古陶磁をはじめ、朝鮮美術の査定・買取を承っております。ご自宅やコレクションの整理をご検討の際は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
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