
十三代 酒井田柿右衛門 唐人物文花瓶
十三代酒井田柿右衛門(1906-1982年)の「唐人物文花瓶」をお譲りいただきました。
十三代柿右衛門は、一時途絶えていた伝承の白磁技法「濁手(にごしで)」の復興に尽力し、重要無形文化財「色絵磁器」の保持者(人間国宝)に認定された陶芸家です。
本作は、柿右衛門様式の特徴である温かみのある乳白色の素地に、赤や青、緑の絵の具で伸びやかに唐人物文が描かれた作品です。
中央に描かれた、中国の神話や故事に由来する風流な隠遁生活をする人物や、不老長寿を象徴する瓢箪、唐子のそばにある寿字文、子孫繁栄を意味する唐草文様などから、縁起の良い願いが込められています。
江戸時代初期に初代柿右衛門が日本で初めて赤絵磁器を完成させて以来、柿右衛門様式はヨーロッパの宮廷へも輸出され、マイセンなど海外の窯元にも影響を与えました。
古美術永澤では、こうした歴史的価値のある柿右衛門をはじめ、作家物や古伊万里まで、陶磁器の買取を強化しております。コレクションの整理や売却をご検討の際は、ぜひお気軽に古美術永澤の無料査定をご利用ください。
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