
中島宏 弓野窯 青磁 ぐい呑
重要無形文化財「青磁」の保持者(人間国宝)である陶芸家、中島宏(なかしま ひろし、1941-2018年)の「弓野窯 青磁 ぐい呑」をお譲りいただきました。
本作は、やわらかな青色の釉薬に細かな貫入が入っており、落ち着いた風合いに仕上がっています。下部の高台周囲には釉薬が掛けられず、茶褐色の素地が露出した仕様(鉄足)となっています。
中島宏は武雄の製陶業の家に生まれ、家業を手伝いながら轆轤や薪・石炭併用窯による焼造などの基礎的な技術を習得しました。
彼は九州の古窯跡を探査して青磁や白磁の陶片を採取・研究し、中国古陶磁研究家の小山冨士夫と出会い、強く影響を受けます。
中国・南宋時代の青磁を深く研究し、伝統的な技法を踏まえながらも独自の深みを持つ多彩な青磁釉を生み出しました。その澄んだ青色は「中島青磁」や「中島ブルー」と称賛され、2007年には重要無形文化財「青磁」の保持者(人間国宝)に認定されました。
古美術永澤では、中島宏氏をはじめとする作家作品や、各種陶磁器の査定・買取を承っております。ご自宅に保管されている美術品やコレクションの売却をお考えの際は、古美術永澤へお気軽にご相談ください。
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