
古伊万里 流水花筏文 染付皿
「古伊万里 流水花筏文 染付皿」をお譲りいただきました。
本作は、全面に「花筏(はないかだ)」の文様が描かれています。
花筏は桜の花が筏のように川を流れていく様を描いた伝統的な模様で、桃山時代~江戸時代に流行しました。花が散る美しさや、去っていく春の名残を慈しむ日本独自の美意識が表れています。
「水に流す」ことは災厄を祓う意味を持ち、そこに桜の花が組み合わさることで、良縁や幸福が流れて舞い込む縁起の良い模様とされています。
古伊万里は江戸時代に肥前国有田(現在の佐賀県有田町)周辺で焼かれ、伊万里の港から各地へ出荷された磁器です。
日常の器として当時の人々に用いられ、時代ごとに多様な文様や器形が生み出されました。
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