
大清康熙年製(たいせいこうきねんせい)青花人物文 茶碗
中国清朝 康熙帝(こうきてい)の時代に制作された青花人物文茶碗をお譲りいただきました。
この茶碗に描かれているのは、おそらく羅漢(らかん)や仙人といった高名な人物と見られます。簡潔でありながら力強い線描と、鮮やかなコバルトブルーの発色が特徴的なこの作風は、康熙帝時代の景徳鎮窯が到達した技術の高さを示しています。
裏側の高台内には「大清康熙年製」の銘が鮮明に記されています。康熙帝が統治した約60年間(1661年~1722年)は、中国陶磁器の歴史においても「黄金時代」と称される時期です。
戦乱で一時衰退した景徳鎮窯が再建され、官窯(かんよう:宮廷御用の窯)による質の高い磁器生産が確立されました。
古美術永澤では、このような清朝期の官窯磁器をはじめとする中国の古美術品の買取を強化しております。青花(染付)はもちろん、五彩や粉彩、単色釉など、どのような種類の中国陶磁器でも、ぜひお気軽にご相談ください。ご自宅に眠っているお宝を、次世代へと受け継ぐお手伝いをさせていただきます。
関連買取実績
-
2025.11.21
-
2025.11.13
-
2025.11.13
-
2025.11.11








