
乾隆ガラス 鼻煙壺(びえんこ)鹿図
乾隆ガラスの「鼻煙壺(びえんこ)」をお譲りいただきました。
鼻煙壺とは、かつて中国で流行した粉末状の「鼻煙(=かぎたばこ)」を保存するための小瓶で、掌の美術品として世界中のコレクターに人気があります。
乾隆ガラスは、清朝第6代皇帝・乾隆帝の時代に花開いた、当時最高峰のガラス工芸です。
清朝の宮廷直属の工房である「造弁処」では、西洋から伝わった技法と中国伝統の美意識が融合し、それまでにない色彩豊かで精緻な作品が数多く生み出されました。
本作のように、乳白色の地に、異なる色のガラスを被せて彫刻を施す「被(きせ)ガラス」の技法は、乾隆ガラスの真骨頂です。
18世紀の清朝黄金期、鼻煙壺は単なる実用品に留まらず、皇帝から臣下への下賜品や、貴族たちの地位を象徴する嗜好品としての役割を担っていました。そのため、当時の職人たちは細密彫刻による意匠を競い合いました。
古美術永澤では、このような中国骨董の査定・買取を承っております。お手元に眠っている貴重な古美術品の整理をお考えでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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