
銅製唐獅子印章
「銅製唐獅子印章」をお譲りいただきました。
重厚な銅を素材に用い、天面には唐獅子が象られた存在感のある印章です。
獅子が玉(刺繍玉、繍球)を踏んでいる意匠は、中国や日本の伝統的な吉祥文様です。
「獅子滾繍球(ししこんしゅうきゅう)」や「玉取り獅子」と呼ばれ、雌雄の獅子が戯れるうちに毛が玉になり、その中から子獅子が生まれるとされ、そこから「子供の健やかな成長」などの意味が込められています。
そもそも唐獅子の文様は古代中国に起源を持ち、日本には仏教の伝来とともに守護の象徴として伝わりました。権威の象徴や魔除けの意味合いを強く持つことから、古くから公家や武家、あるいは文人墨客の間で印章の意匠として広く親しまれてきました。
古美術永澤では、こうした時代背景のある古美術品を大切に受け継ぐお手伝いをしております。蔵の整理などで見つかった古い印章や美術品がございましたら、ぜひ古美術永澤までお気軽にご相談ください。
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