
絵銭 七福神
「七福神」の絵銭をお譲りいただきました。
絵銭(えせん/えぜに)とは、銭貨の形を模した民俗工芸品であり、お守りや縁起物、子供の玩具(おはじき、面子など)、記念品、儀式用の道具など、種類によって多岐にわたる用途で使われていました。詳しい起源や発行年数は不明なものの、室町時代の末期から大正時代まで流通していたといわれています。
七福神、駒曳き(馬を引く人)、富士山、家紋といった縁起が良く美しい絵柄が刻まれているもの、「南無阿弥陀仏」(念仏銭)や「南無妙法蓮華経」(題目銭)のように文字のみが刻まれているもの、さらには地域や時代によってもデザインは多彩です。念仏銭や題目銭は、信徒が護符として身につけたり、六道銭(死者を葬る時に、三途の川の渡し賃として棺の中に納める六文の銭)として用いられたりしました。
絵銭は、当時の人々の文化や習俗を表す歴史的資料として、そして魅力的な民芸品、美術品として、現在でもコレクターズアイテムとして人気のある品物です。一般的に流通した古銭に紛れて、このような絵銭が見つかることもあるかもしれません。もし、お手持ちの古銭・絵銭の価値が気になっておられましたら、お気軽に私たちにお声がけください。
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