
「咸淳元宝(かんじゅんげんぽう)」をお譲りいただきました。
咸淳元宝は、南宋の第6代皇帝・度宗の治世、咸淳年間(1265~1274年)に発行された中国の銭貨であり、宋代最後の貨幣です。渡来銭として日本にも輸入されていました。
形状は東アジア地域における一般的な円形方孔銭で、「上・下・右・左」の順で読む対読で銭銘が刻まれています。
咸淳元宝は南宋番銭の一つです。南宋番銭とは、「番号銭」とも呼ばれ、背(裏面)に発行年等を表す漢数字が刻印された南宋銭の群を指します。南宋番銭にはコンプリートを目指すコレクターも存在するため、中古市場でも比較的需要が高い銭貨と言えるでしょう。
咸淳元宝は、種類や状態によって市場価値が異なり、希少な種類や保存状態の良いものは高値で取引される可能性があります。また、母銭(銭貨の鋳型を作るための原型となった貨幣。流通銭と比べて質の良い素材で精巧に作られており、市場に出回らなかったため状態が良い場合が多い)も希少価値が高い傾向にあります。
売却をご検討の際は専門知識豊富な買取業者を選ぶことが大切です。お手持ちの古銭の価値が気になっておられましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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