
「紹定通宝(しょうていつうほう)」をお譲りいただきました。
紹定通宝は、南宋の第5代皇帝・理宗の治下、紹定元年(1228年)に初鋳された中国の銭貨です。一般的な宋銭として日宋貿易を通じて日本にも大量に流入し、江戸時代初期に寛永通宝が普及するまで主要な渡来銭の一つとして広く流通していました。
伝統的な円形方孔銭で、表には楷書体の「紹定通寶」の文字が鋳出していますが、対読(上→下→右→左)と廻読(上→右→下→左)二通りの版式が存在します。銅銭と鉄銭があり、額面は小平、折二の二種類です。
銅銭の背(裏面)には鋳造年を表す「元」から「六」までの漢数字が刻印されており、鉄銭の背には年号に加えて「春」や「漢」といった鋳造地を表す記号としての漢字が刻まれている場合があります。鉄銭は比較的希少なため、通常銅銭より高値での取引が期待できます。
古銭は、同じ銭銘であっても種類や状態によって市場価値が大きく変わります。正しい価値を見極めるためには、豊富な専門知識と経験が不可欠です。ご自宅に眠るコインや古銭はございませんか?整理をお考えの方、ご先祖様の遺したもので価値が分からないとお悩みの方も、どうぞお気軽にご相談ください。
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