
古代ローマ帝国第15代皇帝であるアントニヌス・ピウス帝の時代に発行されたデナリウス銀貨です。表面はアントニヌス・ピウス帝の横顔の胸像、裏面には長槍を手にした女神の坐像が描かれ、両面ともに周囲に銘文が刻印されています。
アントニヌス・ピウス帝(在位:138年~161年)は五賢帝の4番目の皇帝であり、20年以上にわたって最盛期のローマ帝国を統治しました。貴族の家系に生まれながら慎み深く、寛大な精神を持った人物として多くの人々から敬愛されました。アントニヌス・ピウスの「ピウス」は、元老院から授けられた称号で「慈悲深き者」を意味します。彼の治世は特に大きな戦もなく、ローマ帝国史上最も平和な時代として讃えられています。
デナリウス銀貨は、紀元前211年から400年以上の長きにわたり造幣された主要な通貨です。純度が高く、当時は1枚で平均的な家族の1日の生活費を賄えるほどの価値があったと言われていますが、時代とともにその質は低下していきました。しかしこちらのコインは、当時の安定した統治を反映して比較的高品質な銀が使用されており、収集家にも人気がある銘柄です。
関連買取実績
-
2026.06.15
-
2026.06.11
-
2026.06.10
-
2026.06.09







