
千島華洋 美人画「春駒」 掛け軸
千島華洋による美人画の掛け軸をお譲りいただきました。本作には、馬の頭部を模した人形を手にして舞う女性の姿が描かれています。
千島華洋(ちしま かよう、1890-1968年)は近代日本画の分野で活動し、女性像を中心に手掛けた日本画家で、川合玉堂・鏑木清方に師事しました。
着物の文様や布地の質感、女性の表情やしぐさなどが細やかに表現されており、手にしている馬の人形は伝統芸能の「春駒」を題材とした構図となっています。踊りの一場面を切り取ったような情景が描かれた一幅です。
日本の美人画は江戸時代の浮世絵の流れを汲み、近代以降は日本画の主要な演目として展開してきました。
明治から昭和期にかけては、伝統的な表現様式を基調としながらも写実的な視点や当時の風俗を取り入れた作品が多く制作され、千島華洋をはじめとする作家たちによって様々な作品が遺されました。
古美術永澤では、このような掛け軸をはじめとする日本画や古美術品の査定・買取を承っております。ご自宅に眠っているお品物の売却についてご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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