
島津薩摩切子 皿
幕末に一時制作が途絶えた技術を現代に継承した、島津薩摩切子の作品です。
かつて薩摩藩の第28代藩主・島津斉彬公の深い庇護のもとで発展した薩摩切子は、その繊細な技術と圧倒的な美しさで、諸外国への贈り物としても重用されました。
特筆すべきは、透明なガラスの上に厚く被せられた色ガラスを深く削り取ることで生まれる「ぼかし」の技法です。江戸切子とは対照的に、色の層に美しいグラデーションをもたらす独自の表現は、当時の技術を受け継いだ職人が、手作業で丁寧に仕上げたものです。
本品にも、深みのある藍色が光の加減で鮮やかに変化する、薩摩切子の力強くも優美な文様が刻まれております。
島津薩摩切子は明治初期の動乱により一度は技術が途絶えましたが、昭和の時代に島津家ゆかりの人々の手によって見事に復元されました。現在では鹿児島の伝統工芸として、国内外の美術愛好家から高い評価を得ています。
古美術永澤では、このような歴史的背景を持つ価値ある作品を、専門の知識を持つ査定士が丁寧に拝見いたします。お手元にある薩摩切子や古美術品の売却をご検討の際は、ぜひ古美術永澤へご相談ください。
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